ものづくりの経験を経てベルテクノスに入社。電話、電気、LAN工事は未経験ながら、入社半年で現場を任されるように。新しい技術の習得とともに、新メンバーを育成し工事部の底上げを目指す。生後4ヶ月の子供をもつ新米パパでもある。
15年の機器販売の技術営業、4年の自動車部品メーカーの品質管理、2年の測定器メーカーの営業の経験を経て、ベルテクノス入社後に工事技術者に転身しました。
当初は未経験からのスタートでしたが、技術・ノウハウを培って半年で現場を任されるようになり、今となってはプロの工事人として数々の工事を手掛けています。
「僕が所属するのは工事部ですが、じつは営業職で入社しました。ベルテクノスは営業社員も工事内容を把握できるよう、入社してすぐに1ヶ月間の工事研修に参加するんです。その工事研修に参加した僕は「工事に向いてるんじゃないか」と誘われました。僕がもともと営業職を希望していたのは、外に出てお客様と話をする仕事がしたかったのが理由。工事部はさまざまな現場に足を運んでコミュニケーションをとりながら仕事をするので、僕からしたらちょうど良かった。そして、基本的にものづくりが好きだし、以前に務めていた会社はプラスチックの成形工場。何時間でも作業に熱中できるタイプなので、「人と話ができ、ものづくりも両方できる」、工事部のほうがずっと自分に向いていたんです。
主な仕事は電話、電気、LANの工事です。入社当初は未経験でしたが、これまでの経験から一度技術やノウハウを覚えたら大丈夫という自信がありました。半年ほど先輩について教わり、その後は1人で現場へ。すべてを任されたことで、次第に頭の中で機器がつながる回路ができあがるようになりました。これは技術者ならではの快感でしょう。お客様のご要望を把握して、いかに効率よく、しかもお客様目線で美しく工事を完遂できるか。イメージ通りに仕事を進められるようになった今、喜びを感じます。
どんな仕事にもアマチュアは存在しません。お客様にとって私たちは、どんなに経験が浅くてもプロなんです。私が考えるプロとは、「いかなる問題が起きても解決する人」。問題が発生するという前提で、図面や工程などを組み立てる。そうすると仕事そのものは自然と効率的になっていきます。先輩に教わった技術も大切ですが、教わるより、見様見真似で覚える積極的な姿勢を忘れてはいけない。自分の力で成長するため努力を怠らない。それがプロなのだと思います。
モノいじりが好きだったら、うちの工事部に向いているはずです。たとえば僕は、ギターのエフェクターの抵抗を変えたりジャックを変えたりします。「そんなことまで」と言われることもありますが、いい音を鳴らしたいから当たり前のことだという感覚です。また、学んだことを「記録する、記憶する」のが得意な人もいいかもしれません。そして、技術系の仕事は何でもそうですが、問題にぶつかってもサジを投げないこと。夜間の業務などで厳しい現場もありますが、僕は忙しいほうが、むしろ体調がいい。気を張っているくらいで丁度いいんです。毎日単調で忙しいだけだった以前の職場とは違って、メリハリもあります。会社が考慮してくれるので、家族と過ごせる時間はぐっと増えました。
ベルテクノスは多くのお客様とお付き合いのある会社。僕らが向かう現場はジャンルも業種もまったく違います。大手企業ばかりではなく、ファッション系やスポーツ系など若手経営者のスタートアップ企業に伺えるのもいいところ。会社の創業時のフレッシュな雰囲気を満喫できると、こちらまでやる気が上がりますね。個人的には若い後輩を育てて、ベルテクノス工事部のベースの力をもっと高めていきたい。コツコツとした積み重ねを大切に、ともに技術者として成長できる新しいメンバーとの出会いが楽しみです。